ねじめし逸品 第1回 『中国菜 二位』

旧”ねじレノン”でもそうだったが、美味い飯屋の話をした時は鋭い反応があった。
以前書いた際にはお店の名前を伏せていた事もあって「なんで教えないのだ」「自分ばかりずるいのではないか」など、たいへんなお叱りと苦情が殺到する羽目に。
僕の周りに食いしん坊たちが多いこともあるだろうが「食べ物の恨みは恐ろしい」を実感する一幕だった。

そんなわけで、新装なった当ブログでは『ねじめし逸品』と題したシリーズで僕が出会った素晴らしい「一品・逸品」をレポートしていこうと思う。

 
第1回は…ここから始めないわけにはいかないだろう。
先述の「食べ物の恨み事件」を生んだ記事で紹介した「うにそば」のお店、中華料理『中国菜 二位』さん。
ついに開陳である。

カウンター6席、2テーブル席と、10人も入れば一杯になるとっても小さなお店。
ちょっと強面の大将(実はとっても優しい)と、可愛らしく素敵な奥様(とっても天然)のお2人で切り盛りしてらっしゃる。

なんでも美味く、辛いものはとことん辛い。
麻婆豆腐を調理する際、店内に辛味空気が充満して室内の人間は皆咳き込み、涙するという名物タイムもご愛嬌だ。

奥様と話しながら今日の気分でメニューを決めるのが、これまた楽しい。
淡路の”由良うに”のシーズンであれば〆に件の「うにそば」は外せないのだが、今回は奥様の薦めに素直に従って「うにチャーハン」にチャレンジしてみた。

それがこちら。

potomak kobe

さっぱり炒められた焼き飯の上に、とろ~りとかけられた黄金の餡には、炙られ香り立つ”うに”がキラキラきらめく。
文句なしに美味い。
御馳走様でした!



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