皆様はじめまして。軍曹?こと浜崎です。
まず、当ブログで「浜崎=鬼軍曹」というイメージを刷り込まれている皆様に。
過去このブログに紹介されました日本各地、海外各国における飲食店探検での鬼軍曹エピソードは、飲食店を経営するポトマックの一員として、すべてのお客様に料理、サーヴィス、空間を味わっていただくという理念のもと、お客様の期待にお応えせんとする、私・浜崎のサーヴィス精神であり、行動を共にする仲間たちへの最大限の「お・も・て・な・し」であると自負しておるところでありまして、よってすべては愛………愛ゆえのことなのです。
ん? 何か文句でも?
まぁ実際のところは、もう少し行けば何かあるのでは?という下心と、せっかくここまで来たんだから!という貧乏性がそうさせてるんだと思いますが…。
そもそも、私が「鬼軍曹」なら金指社長のことは「将軍様」と呼ばせていただかないといけませんね…。
さて、気を取り直して、本題のN.Y.レポート第5弾!…を始める前にもうひとつ。
誰が言ったか、どこで聞いたか「いつも奴らは、何をしに海外に行っているのか? 結局ただのグルメ旅行ではないのか?」という噂の真相を少し釈明させていただきます。
ご存知ポトマックは、グランメゾンからパティスリー、ベーカリー、和食、カフェ、和ぱすた屋、ライブレストランまで、約40もの業態を運営しています。
そして、これらの業態開発から料理はもちろん、内装デザイン、制服、メニューブック、店舗ロゴ、店内BGMセレクトまでを、すべて社内制作です。
そういったすべてのMDを作り上げるのは将軍様金指光司プロデューサーで、将軍様の枕元に降臨した妄想を具現化すべく、私をはじめポトマックの軍師たち、さらには優秀なスタッフたちが控えておるわけです。
ただ、インプットなくしてアウトプットもないので、将軍様をはじめ我々はお店に関するすべてのネタ集めのために各地に足を運んでいるんです。ただのグルメ旅行ではないんです。
異国、異文化ならではの料理、内装デザインはもちろん、スイーツ、家具・食器、ユニフォーム、調理器具、BGM、ディスプレイ、メニュー、パッケージまで目に入るものすべてを収集しストック。
そのストックが枯渇してくると「あかん。ネタ切れや」と、また新たな海外視察が計画されるというのが一連の流れです。
この視察での私の任務としては、軍曹…ではなく現地添乗員役の他に、お店作りのネタ集めという大変重要なミッションがあるわけですが、今回はその一端をご紹介することにします。
まず、今回の旅での私的No.1。
「Made Man Barber Shop」(メイドマン・バーバーショップ/理髪店)
はい、いきなり飲食と関係ないお店です。
こぢんまり・小綺麗の中にも散りばめられたインテリアが「センスえぇなぁ」と思わせてくれます。なんというか、うまいなぁと思えるお店ですね。
[左]LED照明で照らされるサラッとした白い雰囲気がなんとも。
[中]黒人のおっちゃんが着てるツイードのベストもおしゃれ。
[右]写真撮ってたらピースサインしてくれました。おちゃめです。
では次。どんどん行きますよ。
私的No.2のお店です。
「M.O.B.」(ヴィーガン・レストラン)
[左]看板からしてポップ。これだけ見るとベジタリアンの店には見えません。
[中]看板とは違って、内装はちょっとキレイめ…
[右]と思ったら左の壁はこの通り。やっぱり遊び心満載です。
ヴィーガン・レストランというのはベジタリアン向けの料理を出すお店で、最近は日本でも増えてきてますね。
そして店名は「Maimonide Of Brooklyn」の略。このMaimonideというのは中世の哲学者・医学者の名です。「薬よりもまずは、普段の食事によって健康な心身を保つ」という考えだそうで、これに基づいて運営されているみたいですね。
そう聞くとちょっと堅苦しく思えるかもしれませんが、それを写真の通りのポップさで楽しくアーティスティックにやっちゃってるのがこのお店のカッコいいところ。
[左]壁の装飾、照明の演出、そしてお客さんもおしゃれ。
[中]こちらが奥の厨房。真っ白です。
[右]片隅にあったコレ、何かと思って覗いてみると、なんとインベーダーゲーム。このテーブルわざわざ作ったんでしょうかね?
続いては、私が気になったお店、風景をランダムにズラーッと並べてみます。
[左]「Brooklyn Crab」というシーフードレストラン。
[中]「Brooklyn Crab」店内。楽しい!
[右]こちらはレポート第1弾で登場した「Brooklyn Bowl」のトイレ。
[左]第4弾で出てきた「Freemans」店内。少し前から話題になってましたが、実物を見たら圧倒されました。
[中]これはドコだったか…料理を受け取るだけのカウンターなんですが、このおしゃれさ。
[右]どこぞのDJブース。「リクエストお断り」すらかっこいい。
[左]「High Line Hotel」内のカフェ。
[中]N.Y.で流行のルーフトップ。このガラス屋根が開閉ドーム的に開くんですが…日本で作れる業者さんがいたらご一報を!
[右]これは第3弾に出た移動式ピザ窯。焼き芋も焼けそう。
[左]WALL ART !
[中]アンティークショップ。全部買って帰りたかったなぁ。
[右]イケメンズ、ちょっと遠目に一応自由の女神を見る、の図。
[左]これはおしゃれ! 使えるな~。
[中]おしゃれな屋台がポツリ。
[右]これきっと、お客さんが入ってたらカッコいいんやろなぁ。
[左]カラーランプが新鮮!
[中]カワイイな~。
[右]ポップな厨房機器。う~、買って帰りたかった…
[左]ここから見るマンハッタン、100点!
[中]キュートすぎるアテンドカウンター。欲しい。
[右]このソファー、カッコいいでしょ?
[左]ベンチも素敵だけど、手すりに味がある。
[中]これは本棚? なんか良いバランスやなぁ。
[右]シャッターを開くとフルオープンで気持ちいい。少々寒くても誰も文句いわないんだろうな。いつか日本でやっちゃおう。
[左]シンプル&キモチチイ◎
[中]売り場と厨房、これがこのお店の全部。そして実はスイーツショップです。
[右]こちらはスペアリブのお店。店内いい感じやわ~。
[左]先ほどのスペアリブのお店、店の前で調理中?
[中]大量のリブを絶賛仕込み中。
[右]ただただゆる~い。
[左]ただの営業車なのに、このスマートなおしゃれさ。
[中]ポトマックでもたまに屋台つくるので、参考に。
[右]これは何?ここはどこ?
[左]ドライエージングビーフのディスプレイ。
[中]なんかN.Y.っぽくないですか?
[右]いい感じ。
[左]こんなちょっとした柵にもデザインとこだわりが。
[中]座ってるモデルさんもいいんですけど、このソファーがいいですよね。ソファーが。
[右]雑誌なんかにも載ってたりする、おしゃれで有名な「ACE HOTEL」。やっぱり素晴らしい。
[左]ポップな色使いでかわいい? いやいやいや、よく見てください。
[中]ほら、これやっぱりなんか狂ってますよ。なんでここに靴。
[右]…狂ってるけど、バランスいいね。
[写真左から1]すごくいい感じだけど、わざとやってるのか、適当なのか判断に苦しむところ。
[2]メニューブック。
[3]うん、いいね。
[4]ここのカウンター、シブいねぇ。
[左]私がブルックリンといわれて思い浮かべる勝手なイメージってこういう感じ。
[中]「WYTHE HOTEL」のバーテン。愛想悪かったけどいい味出してました。
[右]今回お気に入りのBARの1つ。ホールと同じくらいの広さのガレージ?ハーレーが2台。前の晩は古いフォード・ムスタングでした。
[左]これ何だと思います? 最新の「High Line Hotel」のフロントです。はい、たったこれだけです。
[中]次のお店でアイデア使っちゃおうかな。
[右]照明ナイス。
[左]厨房から料理が出てくるデシャップカウンター。じーっと見てたんですが、素晴らしく機能的でカッコいい。
[中]倉庫みたいなところでやってるBBQショップ。見事に賑わってます。
[右]誰が作ったのか、あってもなくてもいいんだろうけど、なくなるとそれはそれで雰囲気変わっちゃうんでしょうね。
[左]端っこがカッコいい。
[中]通りがかりにあった看板屋?の倉庫に、ナイスな看板。素晴らしい。
[右]N.Y.では肉屋さんもこのおしゃれっぷり。
[左]壁面に牛肉の部位のイラスト。
[中]来年のビアガーデンはこれでいくとするか。
[右]さすがはUSAと思わせる、大胆なオープンエアー。
[左]ほとんどの人は目に留めることもないような部分だと思いますが…この黒いドアを吊っている「金物」がいい!
[中]邪魔な柱があら不思議、おしゃれなサインに。アイデアとセンスの勝利。
[右]そんなわけで、夜な夜なN.Y.探検を繰り広げた私たちでありました。
いや~、写真ばかりですいません。
でも、まだまだ終わりませんよ!
というわけで次は、N.Y.で収集したカッコいいお店の「エントランス」集です。
なんせエントランスだけですから、何のお店かもよくわからなかったりしますので、説明もナシで一気にいきますよ!
さあさあ、次はカッコいい看板、ロゴのデザイン集!
これまた一気にいきます。
以上!
本当に写真だらけになってしまいましたが、もちろんこれはほんの一部。
今回は、私だけでも約1500枚、金指社長の分を入れると軽く3000枚は超える写真を撮ってきています。
まぁこれは視察旅行から帰ってくるたび思うんですが、写真集作れてしまいますよね…。
そんなこんなで、私のレポートは終わらせていただきたいと思います。
近い将来、皆さんがポトマックのお店で「なんか見たことあるなぁ」と思ってこの写真たちが思い浮かんだら、それは今回のミッションが実を結んだということです。
その時は「お、奴ら、ちゃんと仕事しとるな」と思ってやってくださいませ。
というわけで、次回はN.Y.レポート最終回。金指社長が華麗に締めてくれると思います。
それでは。